フラワーバレンタイン

男子注目!花贈り指南

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愛妻の日 スペシャルインタビュー

都内某所で行われた、WOWOW「連続ドラマW それを愛とまちがえるから」(原作:井上荒野) 主演の稲森いずみさん、鈴木浩介さんの取材に参加しました。お二人が本ドラマにかける想いや、監督や共演者の方々との撮影秘話でインタビューが盛り上がる中、今回は特別に、お二人にとっての 「花贈り」についてお話を伺うことができました。 ドラマの伽耶役と同じく、優しく穏やかに、とても真面目にお答えくださる稲森さん。そして 「僕は役の匡ほど“いい人”じゃありませんから」とおっしゃる鈴木さんも、いえいえ何をおっしゃ いますか、とてもいい人!な素敵なエピソードをたくさんお聞かせくださいました。

日本では、花を贈ることが恥ずかしい男性が多いようで、男性にもっと花を贈っていただくきっか け作りをしよう!と、2011年から「フラワーバレンタイン」というキャンペーンを行っています。 そしてバレンタインデーの前後、1月31日「愛妻の日」、3月14日「ホワイトデー」もあわせて、 花を贈るチャンスが3回もありますよ!とPRしています。試してみると花って想像以上に喜ばれる、 相手の笑顔で自分も幸せな気持ちになる、っていう男性が増えていて、全国的にフラワーショップには男性客が増えている状況です。

今までの人生で、印象に残っている「花を贈った経験」もしくは「花をもらった経験」はありますか?
(鈴木)花ですか、そうですね。プロポーズのときに贈りました。結婚記念日には毎年贈ってます。
ほんとですか!わー素敵。
何か贈る花も決められてらっしゃるんですか?
(鈴木)例えば、まだ3年しかたってないから、 だから3種類のお花を色違いで、っとか(照) あとは、おふくろに母の日のカーネーションですね。20代の時かな、ほんとに照れ臭かったけど、思いきって贈った記憶があります。でもやっぱり恥ずかしかったなあ。
男性は恥ずかしいっておっしゃいますね。でもすごく喜ばれたのではないですか。
(鈴木)はい、おふくろは喜んでましたね。自分も舞台などで花をいただく機会が多いですが、花は自分がいただいても嬉しいものですからね。
奥さまには、結婚記念日以外にも花をプレゼントされるのですか?
(鈴木)結婚記念日だけですね。1年に1回だけの。
それがまたいいのかもしれないですね。
(鈴木)僕自分の事務所に電話して、舞台のお祝いや、仕事仲間やお世話になってる方に花を贈っているスタイルのまま、お花屋さんにお願いして妻にも贈ってたんです。「いついつ贈っておいてください」的に。それが妻の耳に入ったときに、「それってどうなの?」っていう話になっちゃって(汗)
(笑)プロセスに問題があったわけですね。
(鈴木)そうそうそう。だからこれからは、自分で花屋さんにちゃんと行って、お花を選んで贈ろう、さらに一筆添えようかな、と思ってます。一筆手紙を添えるのも結構大事かなって。
それは最高の花贈りだと思います!
稲森さんは、何か花にまつわる思い出はありますか?
(稲森)仕事柄、節目節目にお花をいただくことが多いので、、、 全て場面が印象的なのですが、舞台では初日にお花をいただきますし、ドラマや映画ですと、クランクアップの時にいただいたりします。お花はいつも喜びと共に一緒の時間を過ごしているので、私にとっては欠かせないものになってます。
いただいてから、家でお花を生けるのも大好きなので、本当に暮らしに密着しています。
さて、今実際に花束を持たれていて、ご気分はいかがでしょうか?
昨日ハウスで採花されたばかりの、フレッシュな「フリージア」のブーケになります。
(鈴木)すごくいい香り!優しい気持ちになれます。お花畑に行ったときのマイナスイオンが出てますよね。

(稲森)フリージアから出てる!
そうですね。花生産や花屋さんってすごく大変な仕事なんですけど、花からエネルギーをもらうみたいで、皆さん元気なのですよ。
(鈴木)分かる!そうですね。

(稲森)私たちを癒すために、花は生きててくれるんだなって。ありがとうって、思います。
そしてこのフリージア、ほんとにいい香りです~
お宅で普段から花を飾っていらっしゃいますか?
(稲森)はい、飾ることも大好きです。

(鈴木)僕20代のときはそんなこと思いもしなかったんですけど、最近は花をちゃんと花瓶に挿して飾るようになりましたね。妻の影響も大きいと思いますが、心境の変化が大きいかも! 年をとってきて、花とか木とか見るようになりましたよね。散歩してても、ふっと花に目がいく。 季節をいち早く感じるというか。

今回のドラマ「それを愛とまちがえるから」、1話〜4話まで私も拝見させていただきましたが、 先ほどのインタビューで鈴木さんおっしゃってたように、不倫のドラマというよりは、これは 本当に「夫婦っていいものだなー」という、暖かいものをじんわり感じる、すごく素敵なドラマ だと思いました。ドラマの伽耶や匡を観ていて、二人の間にもし「花贈り」があったらどうだった だろう...?!と想像していたのですが...

夫婦間のコミュニケーションの中にもし花があれば、言えない気持ちを代弁してくれるような側面もあって、いいのではないかな?て思っているのですけど。夫婦間での花贈りって、どう思われますか?
(稲森)夫婦の間の花って、めちゃくちゃいいと思います!私の家族の中では、花の存在はとても大きなものです。私も母の日とか父の日とか、家族の誕生日にも必ず花を贈ります。
あとは、父が花を育てていて「この花がきれいに咲いたよ」ってリビングに飾ったり、母もそれをすごく楽しみにしていて。庭の花の写真を私にもよく送ってくれます。父も母もとても花に詳しく、教えてもらいながら、散歩を楽しむこともありますね。私にとって、とても愛しい癒しの時間です。
素敵なお話ありがとうございます。鈴木さんはいかがですか?
(鈴木)僕の祖母が亡くなったとき、祖父が、祖母の棺桶に「ガーベラ」を入れてくれって言ったんです。たくさんガーベラ入れてほしいって。花なんか贈っているの見たことないんですけど、その祖父が「ガーベラを入れてほしい」って。「何でガーベラなの?」って聞いたら、祖父が祖母に初めてプレゼントした花がガーベラだったんですって。
そんなこと一切するように見えない大正生まれの男なんですけどね。そういうことってちゃんと覚えてるんですね。
それはうるっときちゃいますね。
(鈴木)最初にプレゼントした花がガーベラだったから、それを入れてほしいって言ったときに、ああ花って、そんなに夫婦の間で印象的に、思い出に残るものなんだなあって。だから僕、夫婦の間の花ってとってもいいと思います。
花って、家族の思い出になるのですよね。本当に素敵なお話をどうもありがとうございます。
(鈴木)この「愛妻の日」もいいですね。今度は「愛妻の日」にお花を贈ってみます!

(写真:笹野忠和/BLiX 取材・文:小川典子 花:高舘雅実、前田研史)

稲森いずみさん
スタイリスト:市原みちよ
ヘアメイク:FACCIA 面下伸一
衣装:
ニット、スカート...オットダム
サンダル...フリーランス
ネックレス...ゴバート・オーロ中川商店
ブレスレット、指輪...アビステ

鈴木浩介さん
スタイリスト:久 修一郎
ヘアメイク:藤原羊二